- 逆流性食道炎による胸やけがひどい
- 口に酸っぱい液体が上がってきて不快
- のどに痛み、不快感がある
- せきが続き、特に夜せきが悪化し眠れない
- いろいろな薬を服用したが、よくならない
- 飲食のときに痛みや不快感がある
このような症状でお悩みではありませんか?
もしあなたも「逆流性食道炎」でお悩みなら、ぜひ一度お気軽にご相談いただければと思います。
逆流性食道炎とは?
逆流性食道炎とは、胃の中の酸や酵素が食道に逆流する病気です。
胃液は強い酸性のため、逆流により食道の粘膜に炎症を起こしたり、潰瘍ができたりします。
原因は食道と胃の間にある「下部食道括約筋」(イラスト★部分)が正しく働かないことです。
※下部食道括約筋は自律神経が支配しています。
また、ストレスや食べ物の刺激により胃が余分な酸を分泌し、食道に胃酸が逆流することもあります。
当院の逆流性食道炎に対する鍼灸治療
当院では逆流性食道炎の原因は自律神経のうち『交感神経の過緊張』と考えています。
上の図(交感神経・副交感神経)にもあるように、交感神経は消化機能を抑制するのです。
治療では消化機能を活発する『副交感神経のスイッチ』が入りやすくするために、下記の2か所を主な治療ポイントにしています。
①首
特に首の後ろにある「後頭下筋群」のコリを丁寧に取ります。
後頭下筋群は頭の後ろと首の間にある、深いところにある筋肉です。
そこのコリは自律神経の中枢である「視床下部」へ大きな影響を及ぼします。
脳への血流が増えること、さらに神経圧迫を取ることで副交感神経へのスイッチの切り替えがスムーズに行えるようになります。
②肩甲間部
肩甲骨と肩甲骨の間を「肩甲間部」と言います。
交感神経が優位で不調を訴える方は、この部分の筋緊張が強いことが多いです。
また逆流性食道炎では、いわゆる「猫背」姿勢が続くとことで、お腹側の胃や食道が圧迫を受け、症状が出ていることがあります。
「肩甲間部」の筋緊張を取ることは、副交感神経のスイッチを入れると共に、胃や食道の圧迫が少なくなり、症状改善への大事なポイントになるのです。
お電話ありがとうございます、
亀有鍼灸治療院やさしあでございます。