- のどに痛みや不快な感じが常にある
- 鼻水がのどに流れ、咳がひどく眠れない(後鼻漏)
- 痰(たん)が絡み声が出しづらい
- 寝ても疲れが取れない、全身のだるさを感じる
- 病院での治療に効果を感じず、どこへ行っていいか分からない
このような症状でお悩みではありませんか?
もしあなたも「慢性上咽頭炎」でお悩みなら、ぜひ一度お気軽にご相談いただければと思います。
上咽頭炎(後鼻漏)とは?
上咽頭炎とは、鼻とのどの境目の上咽頭と呼ばれる場所に炎症が起こることです。
一般的に言われている、原因・症状・病院での治療方法をご紹介します。
《原因》
1)ウイルス感染
2)細菌感染
3)アレルギー反応
4)煙、化学物質などの環境の刺激
など。
《症状》
1)のどの痛み
2)鼻水がのどに流れる(後鼻漏)
3)痰がからむ
4)発熱
など。
《治療》
上咽頭炎専用のお薬は今のところありません。
耳鼻咽喉科によっては『Bスポット療法(EAT・上咽頭擦過法)』という治療が行われます。
これは上咽頭に、薬剤を染みこませた綿棒を直接塗りつける治療です。
炎症部分に直接触れるので、激しい痛みや出血を伴うことがあります。
そもそも上咽頭炎を知っているお医者さんが少ないので、『Bスポット療法』を行っている病院も少ないです。
また『Bスポット療法』も炎症を抑える対症療法ですので、完全に治りきることは少ないと言われています。
当院の上咽頭炎(後鼻漏)に対する鍼灸治療
『炎症=熱』です。
当院では上咽頭炎にこもっている『熱』を巡らせることを基本の考えとしています。
(下記4つは基本治療の一部です。患者さまの体質などによって治療は異なります)
①井穴への刺さない鍼
井穴とは指先にあるツボのことを言います(画像左に緑〇部分)。
そこに「てい鍼」という刺さない鍼をします。
てい鍼は先端が丸くなっていて刺さずにツボを刺激できるのです。
上咽頭の熱を、心臓から遠い指先へ逃がします。
②曲池への知熱灸
肘に外側に「曲池」というツボがあります。
曲池は清熱(熱を冷ます)効果のあるツボになります。
このツボへ鍼、または知熱灸といってもぐさを少し大きめの三角錐形にして乗せ、患者さんが熱さを感じた時点で施術者が取り除きます。
一瞬の熱さを感じますが、やけどはしませんのでご安心ください。
③首コリ
上咽頭にこもっている熱を巡らせるときに首コリがあると、うまく行きません。
首のコリはポイントをしっかりとらえた首コリ治療が必要になります。
④大椎へのお灸
首と肩の間に骨のでっぱりを触れることができると思います。
そこは東洋医学で大椎というツボになります。
大椎を棒灸という、幅広くほんのり温かいお灸をすることで、後頭部との温度差を少なくして熱の巡りを良くします。
お電話ありがとうございます、
亀有鍼灸治療院やさしあでございます。