今、お灸を使う鍼灸院があまりないように思います。
鍼に電気を流して終わり、という所も珍しくないようです。
当院ではお灸を使うことが多いです。
自律神経の乱れから冷えてる方が多いので、お灸はとても効果的な治療になるからです。
(もちろん患者さまの体質、状態によっては使わないこともあります)
いろいろ種類のお灸を使いますが、今日はそのうちの「棒灸」というものをご紹介します。
棒状の筒にもぐさが入っていて、燃焼させます。
箱の中にセットして、皮ふが当たる部分には網目状のネットがあるので灰が落ちることはありません。
ピンポイントで熱を加えるというより、幅広く全体を温めるときに使います。
よく使う場所は首のふもとの「大椎」と呼ばれるツボの周辺や、腰の下の「仙骨」部分、そして「お腹」です。
このお灸をするとほとんどの患者さまが「心地よい」と仰います。
それだけ現代の人は冷えているのですね。
冷えがさまざまな不調を招いているのだと、臨床をしていると常々感じます。
皆さまもお灸で冷えを取って、不調のない生活を送りましょう^^
お電話ありがとうございます、
亀有鍼灸治療院やさしあでございます。