東洋医学のおはなし①

東洋医学は、人間を自然の一部と捉え、体内にも自然界の法則が影響していると考えます。
例えば、自然界の水が上から下へ流れるように、体内の水分も上半身から下半身へと移動します。
こうして、下半身がむくみやすくなります。

東洋医学は体の変化に注目し、朝昼晩や季節の変わり目など、絶えず変わる自然界と共通の構造を見出します。
この考え方から、東洋医学は自然の法則を身体に応用し、病気の原因や治療法を理解しているのです。

その中心には「陰陽論」と「五行学説」という考え方があります。
陰陽論は太陽と月になぞらえた自然の原理を表し、五行学説は木・火・土・金・水の自然の要素に分類します。

次回は「陰陽論」に焦点を当て、その原理と身体への影響についてお話しします。

当院は東洋医学の考え方を大切にし、患者さまに適切な鍼灸治療を提供しています。
自然の法則に基づき、個々の状態に合わせたアプローチで健康をサポートします。

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