- 高い音「キーン・ピー」低い音「ジー・ゴー」の耳鳴りがする
- まわりが静かになると耳鳴りが増す
- 耳鳴りが気になり眠れない
- ずっと続く耳鳴り自体がストレスになっている
- 疲れやストレス、気圧の変化で耳鳴りが増す
- 最近、耳の聞こえが悪くなったような気がする
- 病院で検査をしても原因が分からず、治療をしても良くならない
このような症状でお悩みではありませんか?
もしあなたも「耳鳴り」でお悩みなら、ぜひ一度お気軽にご相談いただければと思います。
耳鳴りの原因
耳鳴りの原因は複雑で、さまざまな要因によって引き起こされていると考えられております。
以下は、一般的に耳鳴りを起こすとされるメカニズムです。
1.聴覚系の問題
耳の中や聴覚神経(耳の奥の内耳という部分から脳へ伝達する神経)の問題。
2.血管系の問題
耳周辺の血管運動神経(自律神経)の異常による血流の問題。
3.耳への外部刺激や音の過剰刺激の問題
工事現場やイヤホンなどで長時間大きな音、急激な音の変化に耳がさらされた時の問題。
4.ストレスや精神的な問題
ストレスや疲労、不安・うつ症状など精神的な問題。
なぜ人によっていろいろな音の耳鳴りがするの?
耳鳴りは人によって高い音「キーン」や低い音「ジー」と鳴るなど異なります。
これは『難聴(聞こえにくさ)』の音域の違いだと言われています。
耳鳴りにお悩みの方には『難聴(聞こえにくさ)』があることが多いです。
本人に自覚がなくても音が聞こえにくいと、脳は音を聞き取ろうと過敏になります。
音には高音~低音とあります。
高音難聴の方は「キーン」などの高音の耳鳴りが、低音難聴の方は「ジー」などの低音の耳鳴りが起こることが多いと言われています。
当院の耳鳴りに対する鍼灸治療
当院では耳鳴りの主な原因は『交感神経の過緊張』『首コリ』『食いしばり』と考えて治療にあたっております。
①交感神経の過緊張
首の後ろにある「後頭下筋群」のコリを取ります。
後頭下筋群は頭の後ろと首の間にある、深いところにある筋肉です。
そこのコリは自律神経の中枢である「視床下部」へ大きな影響を及ぼします。
コリが取れることで、神経の圧迫がなくなり副交感神経が働きだします。
ツボでいうと「天柱」「風池」「瘂門(あもん)」などになります。
②首こり
耳の症状では、特に首の横にある『胸鎖乳突筋』『斜角筋』のコリが影響します。
これらの筋肉の奥には耳へ栄養を届けている椎骨動脈という血管があります。
耳への血流を豊富にするために、首の横の筋肉をほぐします。
ツボでいうと「扶突」「天窓」などになります。
③食いしばり
ストレス過多、交感神経が高まっている方は無意識の食いしばりをしてしまっています。
顎関節は耳に近く、「耳小骨筋」と呼ばれる音の伝達に重要な筋があります。
また耳たぶの後ろには耳管を支配する神経が出る場所があります。
それぞれ「下関」「翳風」というツボになります。
筋の硬さを取ると同時に、神経への血流も促進します。
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亀有鍼灸治療院やさしあでございます。